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土木科の文化祭 窯、橋、
 
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     土木科 文化祭の取組み
 九州には古くから、石橋の文化がありました。それは九州が、大陸や南蛮との交易の地だったことも大きな要因でした。長崎の眼鑑橋や沖縄の天女橋が歴史的には古く有名ですが、時代が流れ各地に優れた石工が現れ石橋の文化が花開いたのです。
 土木科では2004年の文化祭で、先人の知恵を学び、昔ながらの工法で石橋を復活させるように試みました。製作は石の代用品としてコンクリートを使用しました。
 九州における石橋文化の開花は、太古、阿蘇から噴出した火砕流が堆積しつくられたやわらかく加工に適した石材「
溶結凝灰岩」が九州各地に存在したことが、大きな要因となっています。 この溶結凝灰岩は福岡県南部の八女地方においては「八女石」と呼ばれ名産品の「八女石灯篭」の材料として使用されています。2007年の文化祭では、この八女石を使用した取組みとして「ピザ窯=石窯」づくりに挑戦しました。製作に当たって、小型の窯をつくり実験しましたが、火山から生まれたにもかかわらず熱に弱く、炎に長時間あたると崩れてしまう致命的とも言える欠点がありました。奮闘の末、完成した石窯で焼いたピザの味は言うまでもなく抜群の味でした。
 ものづくりの過程は大変なものですが、実際の
体験を通してのみ味わえる感動があります。
さて、
祐誠土木科の次回文化祭は何が飛び出すでしょうか?
 
  2013.11.02・03
 
第17回 祐誠高校文化祭 盛り上がりました!

   
  11月2日3日、祐誠高校 第17回文化祭が行われました。
 3日は一般公開日で大勢の方が来校し大盛況でした。
雨時々曇りの悪天候の中、、ありがとうございました。

 土木科は災害時に役立つ、「かまどベンチ」を製作しました。
新聞にも掲載され、かまどベンチを見るために来校していただいた方も何人かいらっしゃいました。お話をすると、みなさんの災害に対する意識の高さを感じました。

 また工業展示では生徒作品の駐車場の車止め展示と歴代のコンクリートカヌー15艇を並べ見ていただきました。カヌー製作に携わったOBも大勢来てくれ、懐かしく思い出話に花を咲かせました。

 素晴らしい文化祭ができたことを感謝いたします。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 「かまどベンチ」上津コミュニティーセンターに設置!
 コミュニティーのみなさん、地域のみなさん、ありがとうございました。
  11月の文化祭で製作した「かまどベンチ」を新聞で取り上げていただき、設置希望の場所を募りました。いくつかの団体からお問い合わせをいただきましたが、公共性などを検討し今回は学校近くの上津コミュニティーセンターに寄贈させていただくことになりました。
 工事に要した日数は準備まで含めて2週間ほどでした。
 土木実務研究部の1年生9名が中心となって行いましたが、2回目とあってレンガを積む作業はいくらか上達していたようです。
 12月24日の引渡し式ではセンターのみなさんのご好意でぜんざいやピザなどをいただきました。メンバーも疲れが吹っ飛んだようでした。お疲れさまでした。
 
      2010年度第16回文化祭 「かまどベンチ」「ドーム型石窯」を製作
  ■2010の文化祭で土木科は、2つのものづくりに挑戦しました。1つは「かまどベンチ」製作です。もう一つはちょっと小さめの「ドーム型石窯」です。こっちは3年前に続いての改良版です。
 

 ■「かまどベンチ
」といっても一般的にはあまりなじみがないかも知れません。これは公園や公民館など災害発生時に避難場所となるような所に設置し、日頃はベンチとして使用しますが、災害時に被災した方が避難してきたときに天板を取り外し、鍋を掛け炊き出しを行うものです。災害が起きてこのベンチが機能するようなことは、起きてほしくないものですが、「天災は忘れたころにやってくる」ものなので、人の役にたつものづくりをコンセプトに土木実務研究部1年生9名が中心となって取り組みました。水平を出すための測量作業やなれないコンクリート作業など、日頃の授業では得ることのできない知識や技術を学ぶことができました。
 チームリーダーのK君は取材をしていただいた新聞記者の方に
「土木の魅力は?」とたずねられ「つくったものが、ずっと残っていくことです」と答えていました。 やりがいのある仕事ですね!
 
 
 
 
 ■「石窯」=「ピザ窯」製作は3年生を中心としたメンバーで取り組みました。これは、2007年の文化祭からの引き継いだ土木科のものづくりの重要テーマです。3年前は八女石を使用した箱型石窯でしたが、今回は八女石をカットし、ドーム型の小ぶりな石窯としました。薪を熱源とする石窯は、多くの煙を発生するため、一般の住宅地では適していません。そこで狭い場所にも設置可能で、なおかつ熱源も煙の発生の少ない木炭を利用できないかとの発想から生まれた形です。
 実習場前の土をふるいにかけ、耐火セメントでつくった板の上にドーム状に盛って半球体をつくり、これをベースに窯の形状に仕上げました。製作過程で入れ替わり、たち替わり製作メンバー以外の諸君も来て手伝ってくれました。
久々の泥遊び?みんな童心に返って大盛り上がりでした!
 
 
 
 
 

     2007年度 石窯製作・・・八女石の石窯でピザを焼く

 
 
 
 地元の特産品を活かして何かつくろう・・・最初はこんな話から始まりました。3年前の文化祭ではアーチ橋を製作したので今度はもっと実用的なものをつくってみたらということで石窯が候補にあがりました。しかし、石窯を実際につくるとなるとどのようすればよいのか、皆目分かりませんでした。ドーム型や耐火煉瓦作りなどいろいろとアイディアは出ましたが、結局素人でも作りやすい、石を組み上げてつくる事に決定しました。なるべく自然なものを使用してつくろうということで、目地も粘土をつめました。たまたまOBが工事している現場で良質の粘土が出ているという情報がタイミングよく入ってきて、筑後川にほど近い現場までバケツをもってもらいに行きました。セメントを少し混ぜた状態で目地をつめて完成です。
一番最初に焼いたのはピザではなくパンでした。パン教室を主宰されている先生に来ていただいて、いろいろなパンを焼きました。その先生曰く「
電気やガスのオーブンよりもおいしく焼けますね」との言葉に感激も深まりました。
 
 

     2004年度 石橋製作・・・蘇える石橋伝説 上陽町「ホタルと石橋の里公園」に移設

 ■九州には全国、他に類を見ないほどの多くの石橋が点在しています。西暦1600年前後のものが最も古いようですが、江戸後期から明治・大正にかけてたくさんの橋がかけられました。
大雨のたびに流される木製の橋、人々は常に悩まされてきました。石づくりの丈夫なアーチ橋はそんな悩みを解消してくれる夢の橋でした。
2004年の文化祭で製作されたコンクリート製アーチは、縁あって
2005年に上陽町に寄贈されることになりました。完成は実に2月28日・・・卒業式の前日でした。新聞・NHKなどでも取り上げていただき、最高の卒業制作になりました。
 
 

  
 


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